こんにちは、アルパカです。
またまた、興味深いニュースがリリースされました。
3社で従業員のヘルスケアサービス提供のための会社立ち上げ
アマゾン、バークシャー・ハサウェイ、JPモルガン・チェースの3社が米国内の従業員に向けて、ヘルスケアサービス提供のための新会社を立ち上げる計画を発表しました。
「利益追求のインセンティブや制限のない」独立企業を新たに設立するとされています。
米国内では医療費増大が問題になっていますが、従業員の医療費削減に一役買う存在になるのでしょうか。従業員や従業員の家族に大きな影響を与えそうですね。
他にも大きな影響を与える方々がいますね。ヘルスケアセクターの企業や株主です。
アマゾンはもはや株式市場のセクター自体に影響を及ぼす
この発表を受けて、ヘルスケアセクターの株価は下落しました。
メットライフ【MET】、CVSヘルス【CVS】、ユナイテッドヘルス【UNH】が4〜5%下げ、シーゲル銘柄としても人気のメルク【MRK】、ファイザー【PFE】あたりも1%前後下げています。
競合他社の株価を4〜5%も下落させてしまうなんて、その影響力の甚大さたるや。。。
しかし、アマゾンが市場を揺るがしたのはこれが初めてではありません。
2017年10月:医薬品参入
ドラッグストア大手のCVSヘルス【CVS】や医薬品卸売業のカーディナルヘルス【CAH】が下落
2017年6月:ホールフーズ買収
食料品チェーンが下落。ウォルマート【WMT】-4.65%、ターゲット【TGT】-5.14%、コストコ【COST】-7.19%、クローガー【KR】-9.24%
2017年6月:ナイキとの提携
アスレチック・アパレルのメーカーと小売チェーンに影響。ディックス・スポーティング・グッズ【DKS】、アンダーアーマー【UA】など。
なぜここまで影響を及ぼすのか。
アマゾンに大量のキャッシュがあり、圧倒的に競合優位性があるロジスティクスネットワークを有しているからでしょう。別セクター企業であってもアマゾンが自セクターに参入してくるとなれば大きな脅威と感じることと思います。
CEOジェフ・ベゾスの個人資産も11兆円となり、ビル・ゲイツを抜いて世界一になったと報じられたのも記憶に新しいです。
また、最近では「amazon go」というレジがいないコンビニもオープンさせたばかりです。
投資家を震撼させる話題を次々と提供しています。
アマゾンの株価はぐんぐん伸び、ちょっと手が出せない水準になってしまっていますが、ETFや投信で持つのもアリだと思います。
私は投信で持っています。