こんにちは、アルパカです。
株価が持ち直しつつあるブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】から配当金の通知がありました。
42.05ドルの入金
今回、2月の支払いは去年12月の配当金権利落ち日に対してのものです。
67株の保有で、42.05ドルの配当金をいただきました。
BTIは今年1月に40株買い増ししてるので、次の5月支払い時には25ドル前後増えている予定です。
ちなみにBTIは権利落ち日の2ヶ月後に配当金が支払われることが多いです。
配当金重視の投資家にとって、権利落ち日と支払い日は気になりますね。
各銘柄の過去の配当金支払い履歴はこちらで確認するのが便利です。
基本指標
2019/2/15終値時点 | |
ティッカー | BTI |
株価 | 36.72 |
PER | 10.79 |
EPS | 3.40 |
配当利回り | 7.00% |
現在、株価が底をつけた感じもしており、徐々に持ち直しつつあります。それでも配当利回り7.0%と高配当となっています。一時は8%を超えてました。
おまけにBTIは外国税が非課税になるADR銘柄。手取りが増えますね。
<関連記事>ADR銘柄についてまとめています。こちらも合わせてご覧ください!
◆10年チャート
2018年の株価下落は本当に凄まじいものがありましたw 滝のよう。。。
アメリカ食品医薬品局(FDA)のメンソールを含むたばこ製品禁止規制の懸念から、株価急落に歯止めがききませんでした。BTIはMOやPMよりもメンソール製品からの利益が一番多いとされています。
BTIは25%程度あるのに対し、アルトリア【MO】は20%程度です。メンソール規制が利益に一番大きく影響してしまうわけですね。
見方を変えると2010年の株価に戻ったとも言えます。こうして見ると長期投資の重要性が骨身に染みます。2010年に購入した場合、配当金の分だけキャッシュが増えている状況です。
◆3年チャート
一時は30.67ドルの安値をつけてましたが、現在は持ち直して36ドルまで回復してます。
底をつけた感じなのでしょうか。個人的には一旦買い増しは控えているのでそのまま上がってくれると良いのですが。
何を隠そう、取得単価は42ドル!w
配当金は順調に増えてますが、絶賛含み損です。
ここ数年で新規購入した方のほとんどは含み損なのではないでしょうか。
アイコスに押され気味のgloの動向も気になりますし、アメリカFDAによるメンソール規制にも影響されます。
世界的にはタバコ離れは進んでいるようですが、嗜好品なのですぐになくなるわけではありません。メンソールが規制されたとしても他の銘柄に移る可能性が高いとされています。
BTIとしても2017年にレイノルズ・アメリカンを買収し、事業規模を拡大。事業も電子タバコ、加熱式タバコに集中していくことを宣言しています。
既存の葉巻たばこは苦戦することが予想されますが、買収によるシナジー効果、新商品が成功するかどうかが肝になりそうです。
まとめ・BTI投資に対する所感
メリット
- 配当利回りが7%超の高配当
- ADR銘柄で非課税
- 事業規模の拡大と安定経営
デメリット(懸念点)
- 世界的なタバコ離れ
- gloの苦戦(アイコスに負けている)
- FDAによるメンソール規制など政策の影響を受けやすいこと
素晴らしい銘柄であるBTI。今後も動向を注視していきたいと考えています。
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