アルパカの資産形成探検記

【お得な買い方】米国株購入時に手数料負けしないためには?何ドル以上で買えばいいのか調べてみた

※本記事では、2019/7/8以前の情報について書いています。

2020年最新情報をお知りになりたい方はこちらの記事をご覧ください!

【2020年最新版】米国株で手数料負けしないお得な買付金額とは?(SBI・楽天・マネックス)
こんにちは、アルパカ(@alpaca_assets)です。 米国株含め、株式を購入する時は「手数料」が発生しますが、なるべく抑えたいもの。1回の手数料の差...

 

 

こんにちは、アルパカです。

 

米国株購入に向けて、

①ドル転するタイミング

【米国株為替】ドル転のお得なタイミングや頻度とは?
こんにちは、アルパカ(@alpaca_assets)です。 米国株を購入する場合、手持ちの日本円を米ドルにする必要がありますね。 (日本円で...

②ドル転するサービス(銀行・証券)

米国株購入に必須なドル転のお得な方法。住信SBIネット銀行がオススメ!
こんにちは、アルパカです。 米国株を購入するために必要なドル転。 こちらの記事では、ドル転の「タイミング・頻度」についてまとめました。 ...

について書いてきました。

ドル転も完了し、いよいよ株式購入するところまできました。今回は株式購入にあたって必要な売買単位についてです。

 

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米国株購入では”手数料”をより意識したい

米国株は日本株と違って、1株から購入することができますね。
例えば、コカ・コーラ【KO】。1/14時点で1株46.15ドルです。1ドル=111.0円だとして、5,123円から購入することができます。敷居が低いですね。ただ、購入時に手数料が発生することは忘るべからず。しかも現状だと、米国株購入時の手数料は日本株よりも若干割高になるケースがほとんどです。売買単位が小さく購入しやすいからといって、小口で売買しすぎると手数料ばかりが膨らんでしまいがちです。パフォーマンスを高めるために、なるべく手数料は抑えて購入したいところですね。

今回は手数料が割安になる買い方、「手数料負け」をしないための購入方法を調べてみましたので、ご紹介します。

 

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そもそもどうやって買う?米国株を買える3大ネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)

米国株を購入される大半の方は証券会社窓口ではなく、ネット証券を活用されていることと思います。利便性が高く、手数料も安いからです。

現在、ネット証券で米国株を購入できるのはSBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社です。

 

3大ネット証券の手数料比較

3大ネット証券における米国株購入時の手数料比較です。約定代金によって手数料が変動する仕組みです。

SBI証券 楽天証券 マネックス証券
約定代金 0.45% 0.45% 0.45%
下限 5ドル 5ドル 5ドル
上限 20ドル 20ドル 20ドル

ご覧の通り、購入時手数料はまったく同額になっております。

約定代金の0.45%となりますが、上限と下限も設けられています。

 

<関連記事>3大ネット証券について、手数料以外でも比較しています

【米国株】(SBI・楽天・マネックス)ネット証券会社を比較してみた。メリット・デメリット
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手数料の値下げが進み、どんどん購入しやすい環境に

日本株の10万円以下の手数料が無料になったりとネット証券の手数料値下げが進んでいます。投資家としては嬉しい限りです。そして、それは米国株も例外ではありません。

SBI証券は2016年8月から

操作性が高いSBI証券。2016年8月から現在の手数料になっています。

 

楽天証券は2017年9月から

楽天証券は2017年9月から変更されています。

この改訂で3大ネット証券の米国株購入手数料が完全に横並びになりました。

 

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割安になる分岐点。米国株購入金額のポイントは?

手数料と約定代金の関係

約定代金 手数料(税抜) 手数料率(%)
〜1111ドル 5ドル 0.45%以上
1112〜4444ドル 5〜20ドル 0.45%
4445ドル〜 20ドル 0.45%未満


約定代金別の手数料です。手数料は全社約定代金の0.45%となっているものの、下限5ドルと上限20ドルが設定されています。

 

1111ドル以下の購入だと、

1111ドル × 0.45% =4.9995ドル

と、5ドルに満たないので、下限の5ドルが適用されるということになります。

このケースだと手数料が割高になるため、避けたいところ。1株5ドルの銘柄を1株購入する人はいないと思いますが、その場合は手数料率100%とアホみたいなことになります。

 

逆に4445ドル以上の購入では、上限である20ドル以上かかることはありません。

手数料が割安になるということです。

 

つまり、

1111ドル以下 → 一律5ドル。手数料が割高なので避けたい

1112〜4444ドル → 0.45%が適用。割高でも割安でもない

4445ドル以上 → MAXでも20ドル。割安であり、約定代金が高ければ高いほど手数料率は低くなる

ということになります。

 

手数料負けを考慮すると、1,111ドル以下での購入は避けましょう。

少なくとも、1,112ドル以上で購入していった方がいいですね。

 

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私は2,000〜3,000ドルでの買付を実行

私は上記を踏まえ、1度の購入で2,000〜3,000ドルで買い付けることにしています。

できれば、4,445ドル以上で購入したいところですが、年間で米国株に振り向けられる予算はそう多くないです。まだ新規購入したい銘柄がある中で、1銘柄4,445ドル以上はやや集中しすぎな状況ですので、分散投資の観点から2,000〜3,000ドル前後としています。

 

配当で考えると、2,000ドルの場合、利回り3%で年間60ドル。四半期で15ドル程度が振り込まれる感じです。

欲しい銘柄を一通り購入するまでは、当面この買い方でいこうと考えています。

 

手数料、細かな部分ですが積み重なると意外と大きな額になります。できるだけ手数料負けしない購入方法をしていきたいところです。

 

 

<関連記事>米国株購入に必要なドル転のタイミングについて書いています

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