アルパカの資産形成探検記

配当金収入で長期的に大きなリターンを目指す!配当金を重要視している3つの理由とは?

こんにちは、アルパカです。

 

私は配当金収入を目的として米国株に投資をしています。

以前、日本株に投資をしている時は比較的短期売買(長くても半年程度)でしたし、配当金があるかないかは投資判断基準としていなかったです。むしろ、「配当金なんておまけだろ〜、それよりキャピタルゲインや!」くらいに思ってました。

が、いろいろ調べ、投資経験も積んでいくにつれガッツリ考えが変わっています(笑)

配当金、大事!配当金、超重要!

人間って変わるもんですね(笑)

 

配当金収入を狙う場合、株主還元に積極的な企業(配当や自社株買い)に投資した方が効率が良いです。

世界中の株式には高配当の銘柄がたくさんありますが、

といった理由から米国株に行き着きます。

というわけで、私は配当金目的米国株に投資をしているわけです。

 

<関連記事>こちらの記事で米国企業がいかに株主還元に積極的かまとめています

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配当金収入(インカムゲイン)は値上がり益(キャピタルゲイン)に比べると短期的に大きな利益は見込めず地味かもしれませんが、企業が無配にしない限りは、確実なリターンをもたらし、収入の複線化を果たしてくれます。

 

税引き後配当利回り3%の銘柄に100万円投資したら、年間配当金は3万円です。10年で30万円です。保有し続けている限り、これがずーっと続くわけです。増配したらもっと配当金が増えます。凄いと思いませんか。日本の定期預金の存在価値を疑いたくなってしまいます。

 

ただ、資産が少ないうちは手取り配当金も少ないですし、大きくするのにも時間がかかります。私もそうです。まだ、毎月の配当金は1万円に満たないです。

が、長い目で見ると大きな果実になります。今はその種まきと水やりをせっせとしているわけであります。

 

前置きが長くなりましたが、今回は投資する上で配当金を重要視している理由についてまとめてみました。

 

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配当金を重要視している3つの理由

理由① どんな局面でも安定したリターンをもたらす

(出典)Rational Insights

1900年以降の配当(緑)がトータルリターンに対してどの程度貢献しているかを表すグラフです。

世界恐慌があった1930年代やリーマンショックがあった2000年代は株価はマイナスリターンとなっています。ただ、厳しい市場環境ながらも配当金を出す企業は存在します。配当金はゼロにはならないのです。2000年代は減配や無配にした企業は一部ありますが、基本的にはどの局面においても配当金という形で投資家に還元してくれています。

 

シーゲル教授は「株式投資の未来」の中で、

配当金再投資は

下落相場のプロテクター

上昇相場のアクセル

と表現してます。

 

S&P 500:再投資なし(青) VS S&P 500:再投資あり(黒)のリターンを見てもそれは明らかですし、

(出典)Rational Insights

 

 

配当王 VS S&P 500 のリターンを見れば配当に積極的な企業が下落局面に強いことがわかります。

 

配当金という存在がどんな局面においても投資家のパフォーマンスを安定的なものにしてくれることは圧倒的な安心感があります。

 

最近の調整局面でも心強い味方になってくれています。

AT&T【T】の配当金。暴落に目もくれずしれっと入金アナウンス!
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理由② 長期投資においてはさらに効力大!

配当金は長期投資において、インパクトがさらに大きくなります。

 

NYダウのリターン年率6.8%のうち配当は4.4%を占める

配当、すごいインパクト!好きです、配当!

Grow Rich SlowlyのHiroさんが詳しくまとめてくださっています。

【1916年~2016年】過去100年間のNYダウの上昇率から考える配当の重要性 | Grow Rich Slowly
1871年から2003年にかけて、インフレ調整ベースで、株式の累積リターンの97%は配当再投資が生み出してきた。キャピタルゲイン(値上がり益)が生み出した部分は3%に過ぎない。 ジェレミー・シーゲル『株式投資の未来』 ジ …

 

 

我が国GPIFでも実績あり

私達の大切な年金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)にもレポートがあります。

(出典)年金積立金管理運用独立行政法人

平成29年度第三四半期時の公表です。

アベノミクスの波にものって、順調に運用されていますね。

で、肝心の配当金についてです。

 

【収益額に占める利子・配当収入の割合】

平成29年度第三四半期・・・12.6%

平成13年度以降・・・・・・43.9%

 

単年だと、12%程度ですが、平成13年度以降の17年間でみるとなんと44%、半分弱にもなります。かなり大きなインパクトです。

 

1871年から2003年にかけて、インフレ調整ベースで、株式の累積リターンの97%は配当再投資が生み出してきた。キャピタルゲイン(値上がり益)が生み出した部分は3%に過ぎない。

-ジェレミー・シーゲル『株式投資の未来』-

シーゲル教授もこのような言葉を残しています。

 

長期リターンにおいて配当はさらに重要!ということは心に刻んでおきたいと思います。

 

 

理由③ 心に平穏をもたらしてくれる

個人的にこのメリットは大きいです。

株式投資を日本株で始めたばかりの当初、株価の上げ下げが常に気になっていました。一喜一憂状態です。

今でも保有している銘柄を中心に、一応毎日株価チェックはしますが、以前ほど株価が気にならなくなりました。

上がったら上がったで、「お、ラッキー!」ですし、
下がったら下がったで、「おぉ下がったな〜もっと下がったら買い増ししよかな、ってか下がれ!」

という感じで以前より冷静に見ることができています。すべて配当金を目的として長期投資と決めているおかげです。

米国市場がオープンしている日本時間の深夜もぐっすり寝ています。
前だったら無理だったな。スマホを枕元において眠い目こすりながら株価チェックしてたなw

 

本業の仕事も抱えている身なので、株式投資に精神を持っていかれるのは避けたいところ。
配当金投資はどっしり構えてられるので精神的に楽ちんです。

 

そして、やはり何より嬉しいのは配当金入金の通知。

現在、毎月2〜8件くらいの通知があるわけですが、来るたびにちょっぴり幸せな気持ちになってしまいます。
入金額をエクセルに入力しているのですが、日々増える配当金にニヤニヤ(笑)

投資を続けていくモチベーションにもなりますし、
もっと配当金増やしたいな〜、種銭欲しいな〜、節約頑張るか〜と思ったりするわけです。

 

日々の生活において、考え方も変わってきます。

最近は、例えば2,000円などの買い物する時に、

2,000円か〜、四半期配当だとして、年8,000円で利回り3%だと・・・30万弱も元本必要やんけ〜と考えちゃったりします(笑)

 

ここまで考えちゃうのは良くも悪くもではありますが、確実に言えるのは配当金が心にも懐にもハッピーをもたらしてくれていることです。ありがとう、配当金!

 

 

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我が家の目標はまずは年間50万円!将来的には配当金生活も

50万円・・・税引き後利回り3%だとしても約1,700万円必要です。まだまだ遠い存在ですが、コツコツ買い、配当を積み上げ、必ず達成したいと思います。そして、配当金生活も目指していきたい。

 

収入の複線化により収入アップ、支出をおさえることを同時に行っていき、1円でも多くを投資に振り向けていきます。

地道なことですが、そのプロセスも面白かったりします。

 

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