【ダウの犬銘柄・2019年版】おすすめ米国株・高配当戦略の注目投資法!

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米国株

こんにちは、アルパカです。

米国株の高配当戦略で有名な投資法があります。

「ダウの犬」投資法です。今回はダウの犬(2019年版)について書いてみました。

 

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「ダウの犬」投資法とは?

ダウの犬投資法の手順

①12/31(最終営業日)時点において、NYダウ工業株(30銘柄)のうち、配当利回りの高い上位10銘柄に均等分散投資

②1年後、もう一度NYダウ採用の配当利回り上位10社をスクリーニング。1年前に投資した銘柄で、上位10社から外れた銘柄を売却し、代わりに新しく上位10社に入った銘柄を購入

③これを繰り返す

NYダウ工業株30種とは

世界で最も有名な株価指数です。30銘柄で構成され、アメリカを代表するクオリティの高い企業の動きを表す指数とみなされています。そのため、米国市場全体の動きをあらわす指標であるとは必ずしも言えません。時代の流れを反映し、不定期に銘柄の入替が行われています。1896年に12銘柄で算出が開始され、1916年には20銘柄、1928年には30銘柄に拡大されました。

(引用)SBI証券

「超優良企業」であり、「高配当」であり、株価が安くなっているタイミング(ゆえに高配当)において投資することにより、高パフォーマンスを狙います。

ただ、「ダウの犬戦略」は「ダウの負け犬戦略」と呼ばれることもあるくらい手放しで喜ばしいことではありません。配当利回りが高いということは、利益成長が成熟しているか、業績が芳しくなく株価が下がっているかの場合が多いからです。

それでもダウ30種に選ばれてる時点で超優良企業であることは紛れもない事実なんですけどね。

 

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「ダウの犬」銘柄(2019年版)

2019年版のダウの犬銘柄がこちら。

No. ティッカー 社名 利回り
1 IBM IBM 5.52%
2 XOM エクソンモービル 4.81%
3 VZ ベライゾン・コミュニケーションズ 4.29%
4 CVX シェブロン 4.12%
5 PFE ファイザー 3.30%
6 KO コカ・コーラ 3.29%
7 JPM JPモルガン・チェース 3.28%
8 PG プロクター&ギャンブル 3.12%
9 CSCO シスコシステムズ 3.05%
10 MRK メルク 2.88%
11 MMM スリーエム 2.86%
12 DWDP ダウ・デュポン 2.84%
13 JNJ ジョンソン&ジョンソン 2.79%
14 UTX ユナイテッド・テクノロジーズ 2.76%
15 CAT キャタピラー 2.71%
16 MCD マクドナルド 2.61%
17 WBA ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス 2.58%
18 TRV トラベラーズ 2.57%
19 INTC インテル 2.56%
20 BA ボーイング 2.55%
21 HD ホーム・デポ 2.40%
22 WMT ウォルマート 2.23%
23 GS ゴールドマン・サックス 1.92%
24 AAPL アップル 1.85%
25 MSFT マイクロソフト 1.81%
26 AXP アメリカン・エキスプレス 1.64%
27 DIS ウォルトディズニー 1.61%
28 UNH ユナイテッド・ヘルス 1.45%
29 NKE ナイキ 1.19%
30 V ビザ 0.76%

1-10位の太字になっている部分がダウの犬銘柄になります。

2018年は株価が下落したことで、配当利回りが上がってます。10位の【MRK】でも2.88%あります。【IBM】に至っては5%超。超優良銘柄が安く買えるのは嬉しいことですね。

 

「ダウの犬」銘柄の変遷

単年だけではなく、ダウの犬銘柄の変遷を見ていきましょう。10年間の移り変わりです。

ここ5年は【IBM】【CSCO】【KO】などが一昔前と比べると常連になっています。

2019年は2018年と比べると、【GE】が外れ【JPM】が新たに加わったくらいで、大きな変化はありません。

そもそも【GE】はNYダウから外れてます。
GEはNYダウ、1896年の算出以来唯一組み入れ続けられてきた銘柄。ついにNYダウから外れてしまいました。時代は移り変わるものですね。

 

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「ダウの犬」投資法のパフォーマンス

投資である以上、気になるのがパフォーマンス。見ていきましょう。

2018年の「ダウの犬」銘柄のパフォーマンス

2018年の「ダウの犬」銘柄はこちらの通り。

No. ティッカー 社名 利回り
1 VZ ベライゾン・コミュニケーションズ 4.46%
2 IBM IBM 3.91%
3 PFE ファイザー 3.75%
4 XOM エクソンモービル 3.68%
5 CVX シェブロン 3.45%
6 MRK メルク 3.41%
7 KO コカ・コーラ 3.23%
8 CSCO シスコシステムズ 3.03%
9 PG プロクター&ギャンブル 3.00%
10 GE ゼネラル・エレクトリック 2.75%

 

そして、気になるリターンです。

No. ティッカー 社名 株価騰落率 トータル
リターン
1 VZ ベライゾン・コミュニケーションズ 6.2% 11.3%
2 IBM IBM ▲25.9% ▲22.5%
3 PFE ファイザー 20.5% 24.8%
4 XOM エクソンモービル ▲18.5% ▲15.1%
5 CVX シェブロン ▲13.1% ▲9.8%
6 MRK メルク 35.8% 40.0%
7 KO コカ・コーラ 3.2% 6.8%
8 CSCO シスコシステムズ 13.1% 16.6%
9 PG プロクター&ギャンブル 0.0% 3.6%
10 GE ゼネラル・エレクトリック ▲56.6% ▲55.4%
ダウの犬平均 ▲3.5% 0.0%
NYダウ ▲5.6% ▲3.5%

ダウの犬全体で見ると、NYダウをアウトパフォーム。9月まではアンダーパフォームしてましたが、12月のNYダウ急落により、最終的にはパフォーマンスが良くなりました。

FANGブームの中での【IBM】の不調、【PFE】【MRK】といったヘルスケアセクターの好調ぶりが顕著です。

しかし、【GE】は惨憺たる状況ですねぇ。。。

 

対NYダウのパフォーマンス

2018年はNYダウに対してアウトパフォームしましたが、もう少し遡って見てみます。

結果がこちら。

今世紀以降、対NYダウで、11勝4敗2分

そう、なかなかの確率でNYダウよりもパフォーマンスが良いのです。

そもそも超優良銘柄なので、株価が上がらない場合、過小評価されていることもあり、どこかのタイミングで見直し買いが入ることも多いです。パフォーマンスが良くてもなんら不思議ではないですね。

 

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高配当戦略で手取りを増やす

ダウの犬投資法は高配当戦略に有効な打ち手です。配当金を再投資することで雪だるま式に配当金を大きく育てていくことが可能です。【GE】などの事例もありますが、前提として超優良銘柄ですので、安心して保有ができますね。

ちなみにアルパカはダウの犬投資法は適用はしていませんが、銘柄選定の参考にしています。

「ダウの犬」×「配当貴族」なんて銘柄だと信頼度もグッとアップしちゃいます。

【PG】【KO】などはそんな感じで保有しています。

 

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ダウの犬銘柄、1年後のパフォーマンスが楽しみです。

 

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