こんにちは、アルパカです。
昨日に引き続き、eMAXIS Slimシリーズの紹介です。
今回はeMAXIS Slimシリーズの中でも最も純資産額が大きい
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」についてです。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)概要
投資割合
ご覧の通り、これ一本で「国内株式・債券、先進国株式・債券、新興国株式・債券、国内リート、先進国リート」の8つの資産に分散投資が行なえます。
一般的にバランスファンドとなると、「株式」と「債券」のの組み合わせが多いと思います。人気のセゾン投信もしかりですね。
それに加えて、REIT(不動産)にも投資することで分散効果を高めています。
8つの資産に対して、12.5%ずつ均等分散しているのも特徴的です。これだけの分散を個人で行うのはなかなか至難の業です。徹底して分散したいという方に嬉しい商品内容ですね。
「エリア」も「資産」も分散されているので、手間なく分散投資をしたい場合、これ一本で資産形成を行うという判断もしやすい構成です。
eMAXIS Slimシリーズでも最も大きい純資産額
3/26現在の状況です。
先進国株式インデックスも多いですが、8資産均等型が頭一つ抜けているのがわかりますね。
eMAXISシリーズ時代から人気ファンドの一つでしたが、Slimになったあとも人気は衰えません。
年々引き下げられる信託報酬(手数料)
2017年5月9日に発売されたeMAXIS Slimシリーズ。超低コストが売りですが、他社の低コスト化に対抗して、信託報酬引き下げが行われています。
- 2017年11月10日 信託報酬を0.22% → 0.210%に引き下げ
- 2018年2月27日 信託報酬を0.21% → 0.209%に引き下げ
- 2018年4月11日 信託報酬を0.21% → 0.160%に引き下げ
<外部リンク>
業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』 信託報酬率の引き下げを実施
下記は競合となる主要8資産均等型ファンドですが、これらと比較しても徹底した低コストを追求しているのが特徴的です。
・eMAXIS バランス(8資産均等型)(信託報酬0.50%)
・<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)(信託報酬0.209%)
・たわらノーロード バランス(8資産均等型)(信託報酬0.22%)
・iFree 8資産バランス(信託報酬0.22%)
・SMT 8資産インデックスバランス・オープン(信託報酬0.50%)
低コスト化はリターン向上につながりやすいのでとっても嬉しい変化ですね!
追記
その後、2018年7月25日に0.159%以内に引き下げられ、
現在は、2019年5月14日に0.140%以内に引き下げられたものが適用されています。
分散投資は効果的か?
各資産と8資産均等の年ごとのパフォーマンスを示しています。
- 連続して1位になる資産はない
- 8資産均等型は毎年3〜6位に君臨し、突出して1位になることはないが、最下位になることもない
これがまさに分散投資の効果だと思います。ポートフォリオ内パフォーマンスを安定的なものにしてくれます。
長期投資を前提とするならば、将来的には大きな資産に成長してくれることが予想されます。
「長期投資」「分散」「低コスト」「ほったらかし」いいとこづくしの良ファンドです。
つみたてNISA銘柄としても良い選択だと思います。ちなみに私も同ファンドを毎月積み立ててます。
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