こんにちは、アルパカです。
一昔前まで、投資信託は資産運用の中心的存在とは言えない状況でした。
手数料(信託報酬)が高いアクティブファンドが中心に販売されていたからです。
それが、現在
- アクティブファンドからインデックスファンドに比重が移り
- 低コストのファンドが増えた
ことで投資家にとっては使い勝手が良い投資対象となっています。
さらに、今年2018年からつみたてNISAがスタートしたことも追い風となっています。
そんな流れの中、低コストを徹底的に追求した「eMAXIS Slim」シリーズが人気です。
eMAXIS Slim シリーズとは?
運用会社は、三菱UFJ国際投信です。同社はこれまでも「eMAXIS」シリーズを展開していましたが、昨今の他ファンドの信託報酬引き下げに対抗するために新シリーズとして、“Slim”をつけた「eMAXIS Slim」シリーズを発売しました。
eMAXIS Slim シリーズのラインナップ
現在の商品ラインナップはこちらの通り。
計11本のファンドを販売しています。
2018年2月時点では7本の販売でしたが、その後次々に新商品を発売。
3月:eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
4月:eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
7月:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
10月:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
と、ラインナップが充実していってます。
ちなみに「国内債券」「先進国債券」の2本以外はつみたてNISAの対象にもなっています。
つみたてNISAで投資する上でもオススメのシリーズです。
<関連記事>つみたてNISAで「長期・積立・分散」は投資の王道ですね!
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業界最低水準の運用コストにこだわる優良ファンド!
eMAXIS Slimシリーズの特徴はなんといっても低コストであることです。
信託報酬が0.2%付近であれば十分に低コストですが、それをさらに下回るファンドばかりです。
同シリーズ中、最低コストは「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」で、なんと0.1090%!
凄すぎです!
業界最低水準の運用コストであること目指し、競合商品が信託報酬を引き下げれば、eMAXIS Slimシリーズも追随して引き下げを行うなど、徹底しています。
結果、こんな頻繁に引き下げを行っています。最高か!
公式サイトの「お知らせ」欄は信託報酬引き下げの案内で埋め尽くされてますw
長期投資において、コストは超重要項目!
一回だけの取引なら、信託報酬(手数料)が0.2%だろうが、1%だろうが、そこまで大きな差にはなりません。しかし、投資の基本、長期投資においては大きな差が生まれます。
※信託報酬控除前の運用利回りを年率3%と仮定。(10,000円で運用スタート)
その差24.5%です。
同じ商品なのにも関わらずです。であれば、低コストを選びたいのは当然の流れです。
純資産総額も順調に増加中
母体のeMAXISシリーズの純資産ですが、順調に増え続けています。
Slimシリーズの純資産総額もかなり大きくなってきました。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」で、7商品がランクインする快挙!
FOY2018でご覧の通り、7商品がランクインしました。人気ぶりが伺えますね。
ポートフォリオに応じて最適なファンドを
資産運用の基本は
- 国内株式
- 国内債券
- 先進国株式
- 先進国債券
をバランス良く保有することだと言われています。
日本の個別銘柄を多く保有している場合、それ意外の3ファンドをeMAXIS Slim で持つ、という選択肢も可能です。低コストで自分のポートフォリオにない地域・資産に投資できるのは大変魅力的ですね。
それに加えて、REIT(不動産)にも投資をしたい場合はバランス(8資産均等型)という選択肢もあります。ちなみに私はこのファンドに毎月積立をしています。
商品ラインナップも簡潔でわかりやすく、徹底的に低コストで、ポートフォリオに応じてアレンジがききやすいeMAXIS Slimシリーズ、とても使い勝手が良いファンドだと思います。
<関連記事>eMAXIS Slimシリーズでは「米国株式(S&P500)」と「バランス(8資産均等型)」に積立投資をしています!
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