こんにちは、アルパカ(@alpaca_assets)です。
お金って「稼ぐ」「使う」「殖やす」があると思いますが、個人的には「使う」がけっこう難しいなと感じてます。今回はその「使う」話をしようと思います。お金は使って初めて価値となりますものね。
今年のGWは10連休です。どこに行こうか予定を立てている方も多いと思います。
ちなみに我が家はまだノープランですw
どこ行こうかなぁ。予約必要な場所なら早めにしないとです。
長期連休は普段出かけられない場所にも遠出しやすいですね。
少し前の話になりますが、有給をくっつけて「4泊5日四国キャンピングカーの旅」に家族で行ってきましたので、備忘録も兼ねて記事にしたいと思います。
事前準備について
我が家の基本情報
“キャンピングカーの旅”と聞くとハードルが高く感じられるかもしれません。実際、私も行ってきたことをまわりに話すとけっこう驚かれます。それは子あり子なしどちらからも。
我が家の基本情報です。
- 30代前半の私&妻、3歳の息子、0歳の娘という構成
- 0歳の娘は、当然母乳が必要。まだ離乳食は始まってない段階
- 普段、家族でテント泊キャンプをするアウトドア好きで、外遊びは慣れてるけど、キャンピングカーの利用は初めて
といった感じです。
我が家としても、子ども2人を連れてのキャンピングカーの旅は少しだけ不安がありましたが、夫婦2人のやりたいことでもあったので(親の都合w)、思い切って行ってみることにしました。
何事も行動、やってみないことには始まりません。
キャンピングカーはレンタルも可能!
肝心のキャンピングカーはどうしたのか?
キャンピングカーの旅に行ってきたことを話すと、たいてい、「買ったの!?」と聞かれます。
キャンピングカーって高い割には使用頻度が少ないので、コスパが超絶高かったりします。年間数十泊もするような感じなら良いと思いますが、なかなかそういうわけにはいきません。
キャンピングカーって実はレンタルすることもできるのです。ご存知でしたか?
我が家も今回はレンタルです。
ネットで探し、ここでお世話になりました。
FC徳島店で「アミティ」をレンタルしました。
最大6人なので、4人家族の我が家にとってちょうどいい大きさでした。
FCとは言え、個人事業なので、事前の対応はレスが遅いなどやや不安が残るものでしたが、実際にお会いしてみるととても気さくで良いオーナーでした。
返却時、オーナーもキャンプが趣味ということで話が弾み、自作のキャンプ道具などいただいてしまいました。ありがとうございました。
キャンピングカーの基本装備
中はこんな感じ。
見てるだけでワクワクしてきませんか?
◆装備
49L冷凍冷蔵庫、FFヒーター、サイドオーニング、DVD付きTV、外部電源、ベンチレーター、ナビ、バックモニター、ETC、冬季スタッドレス
必要十分です。
◆スペック
駆動方式 | ミッション | 総排気量 |
---|---|---|
2WD | AT | 1,800cc |
エンジン | 乗車定員 | 就寝人員 |
ガソリン | 6人 | 大人4人+子供2人 |
全長 | 全幅 | 全高 |
465cm | 195cm | 275cm |
これで最大6人寝れちゃいます!
あと、よくいただいた質問がシャワー、トイレについて。
このアミティにはシャワー、トイレはついてません。
水回りを使うとなると、タンクの水を補充しないといけないし、排水や汚物処理も必要になってきます。それにはRVパークとかキャンプ場とか処理できる場所に行く必要があるなどの制限もかかってきます。あと、なんだかんだニオイも気になってしまうとのこと。
1週間程度の旅がない方が快適に過ごせると思います。
衣食住、すべて詰め込んで事足りるようにしたいとこですけどね(笑)
我が家はお風呂は温泉、トイレは道の駅やコンビニで済ませてました。
キャンピングカーの運転は案外できる
キャンピングカーは運転のしやすさも気になるところです。
自家用車とは少し勝手が違うので、最初は戸惑いましたが、慣れるとなんてことはなかったです。
- 車幅、車高ともに高いので、狭い道や天井に注意(たまに車高がアウトで駐車できずなどありました)
- 車高が高いので、風が強い場所では横揺れに注意
- バックミラーが見れないのでバックがやや難しい
これくらいですかね。SUVやミニバンの運転に慣れてる方でしたら問題なく運転できるかと思います。時間は短かったですが、我が家の奥さんも問題なく運転してました。
旅のスタイル
- 自宅からキャンピングカーをレンタルする徳島までは自家用車で向かう
- 自家用車はそこに置かせてもらい、旅中はキャンピングカーで移動
- 宿泊はすべてキャンピングカーの車内(前後の移動日はホテル泊)
- 食事は基本すべて外食。朝食だけ、前日に買ったパンなどをキャンピングカー内で
- お風呂は温泉、銭湯で
こんな感じで楽しみました。
荷物
キャンピングカーに持ち込んだ荷物です。
自家用車に荷物をつめて、キャンピングカーに載せ換え、乗り換えというスタイルになります。
<貴重品類>
現金、クレジットカード、保険証、ETCカード
<衣類・日用品>
着替え、パジャマ、歯ブラシ、洗面用具、ティッシュペーパー(ボックス)、ウェットティッシュ
<育児グッズ>
オムツ、おしりふき、抱っこ紐、ベビーカー、チャイルドシート
<装備>
寝袋、毛布、枕、やかん、カセットコンロ、ヘッドライト、小型のLEDランタン
<食料>
水、お菓子(スナックや飴、ガムなど)、ドリップコーヒー
<お楽しみグッズ>
るるぶ(四国版)、お絵かきセット
<電子機器>
iPhone充電器、シガーソケット、kindle paperwhite
これだけあれば十分に楽しむことができました。ご家庭によって所有が分かれるのは、寝袋、ヘッドライト、小型のLEDランタンあたりでしょうか。
でも、
寝袋 → 毛布
ヘッドライト、小型のLEDランタン → 懐中電灯
で代用可能です。アウトドアの装備がなくとも十分に楽しむことができると思います。
アウトドア用のテーブル、イス、調理器具などを持ち込むことも考えましたが、結局普段行けない場所なので観光も楽しみたいし、その土地の美味しいものを食べたいのです。自炊はもったいない、ということで持っていきませんでした。
自家用車で移動して、ホテル泊、というスタイルでもいいのですが、
キャンピングカーに泊まって、楽しむ、ということをしてみたかったのですw
なので、アウトドアの手段としてのキャンピングカーではなく、
キャンピングカーに泊まること、楽しむことが目的となった旅でした。
旅程
実際に我が家が楽しんだ旅程です。
0日目:自宅〜徳島まで移動。徳島のホテル泊
1日目:キャンピングカーレンタル。徳島〜高知。高知泊
2日目:高知周遊。高知泊
3日目:高知〜愛媛。愛媛泊
4日目:愛媛〜香川。香川泊
5日目:香川〜徳島。キャンピングカー返却。徳島ホテル泊
6日目:徳島〜自宅
前後で移動日を設けてますが、四国内は実質4泊5日で楽しみました。
我が家の感覚的にはタイトでもなく、時間を持て余すわけでもなくちょうどいい感じでした。
るるぶには2泊3日の四国一周モデルコースがあったりします。目的地によってはもう少し短い日数で楽しめるかと思います。
では、行った場所を紹介していきます!
【0日目】兵庫〜徳島(淡路島、鳴門の渦潮)
我が家は関西より東にあります。
当日は兵庫から明石海峡大橋〜淡路島〜鳴門大橋をわたって徳島インしました。
淡路サービスエリア
明石海峡大橋をわたって、すぐあるサービスエリア。スタバもあり、神戸方面を見渡せる眺望がめちゃくちゃ良い場所です。
観覧車とかもあって、子どもも楽しめる場所となってます。
ここで、名物「玉ねぎまるごとカレー」をいただきました。美味しかったです。
淡路島は玉ねぎが有名ですね。
大鳴門橋遊歩道 渦の道
鳴門海峡と言えば、「渦」で有名ですね。うずしお観潮船があったりと、いたるところで渦をウリにしてます。
通常であれば、これくらいの渦が見えるんですが、我が家が行ったタイミングだと午後3時でピークが終わったころ。ここまでのうずしおは見れませんでした。
ゆえに写真もとってませんw ※写真はHPより拝借
ですが、息子も楽しんでくれたのでなにより。
この日はその後ホテルにチェックインし、徳島ラーメンの有名店「ラーメン東大」を食べて就寝です。
【1日目】徳島(藍の館、神山町、祖谷)
1日目、キャンピングカーの旅のはじまりです。
藍の館
まず行ったのは「藍の館」。
徳島(阿波)は藍染で有名な場所です。藍染は平安時代から始まったようですね。戦国時代には武士の鎧下を藍で染めようと栽培も盛んになったようです。
ここで、藍染体験をさせていただきました。ガーゼハンカチとハンドタオルを。
モノは現地で購入することができます。藍染体験は500円だっけかな?そこまで高くなかった記憶です。
槽にたまった液体に浸して、取り出して乾燥させる、その繰り返し。藍染って微生物が吸着することで色がつくみたいです。液体に微生物が混ざっていて、浸けて、乾燥させることで吸着させる。この工程を繰り返すことでだんだんと藍色に染まっていくのが面白かったです。
売店で娘用のロンパースも購入していました。奥さんが。
神山町
地域活性で非常に有名になった神山町に行ってみました。ずっと行きたかったのですよ。
予想通りめちゃくちゃ長閑な場所でした。
都会に住む若者が移住してこの地で起業したり、IT企業がこぞってサテライトオフィスを作ったりしてます。
なにしろ、「仕事以外でのストレスが皆無」というのが主な理由。実際訪問してみてかなり納得しました。
ランチに食べた「YUSAN PIZZA」も関西からの移住夫婦の経営だったし、
「KAMIYAMA BEER」もアムステルダムから移住した夫婦が発起人です。
面白い場所だな〜
道中にある落合集落や、祖谷にある天空の村・かかしの里も完全なる別世界に迷い込んだようで面白かったです。
道中の国道438号線、439号線がなかなかの山道で思った以上に時間がかかりましたが、それもまた思い出となる旅路。
観光地で有名なかずら橋は時間の都合で行きませんでした。
次回、訪れた時には行きたいと思います。
天然の湯 ながおか温泉、道の駅 美良布
ここから高知に入ってます。
夜ご飯とお風呂は「天然の湯 ながおか温泉」で。
宿泊は「道の湯 美良布」で。
キャンピングカーの初夜でしたが、なんなく寝ることができました。
キャンピングカーのシートはクッションが入ってますが、それだけだと心もとないので、毛布を敷いて寝やすくしました。
- 私・・・・・・・寝袋に入って1人用スペース
- 奥さん&娘・・・毛布をかけて広めのスペース
- 息子・・・・・・毛布をかけて1人用スペース
という布陣で就寝です。
途中で息子が起きてしまって寝られなくなりましたが、奥さんの横に行ったらすぐ寝付きました。少し狭くなってしまいましたが、、、奥さんすまぬ。
ちなみにこの旅は冬の寒い時期に行きましたが、キャンピングカーはFFヒーターという、エンジンを止めた状態でも運転できる暖房がついているのでまったく寒くありませんでした。一酸化炭素の心配もいらない超優れものです。
番外編「移動中」について
1日目が無事終了しました。運転は基本的に私の担当。
キャンピングカーの中はこんな感じでテーブルとイスがあるので、奥さんと子ども2人は後ろでお絵かきしたり、お菓子食べたりと好きに過ごしてる感じです。
子ども達(特に息子)は普段とは違う車にワクワクが止まりません。歌を歌ったり踊ったりずーっときゃっきゃしてました。
私も奥さんも普段なら注意してしまったりしますが、旅中は気がおおらかになってるので、一切怒ったりしませんw 人間、そんなもんです。
あと、たまにパパが恋しくなってくれたタイミングで息子が助手席に来ますw
助手席に来ると高確率で寝ますw
そんな感じで楽しい旅路は続きます。
長くなったので、前編はここまで。後編に続きます。
<関連記事>後編はこちら!高知〜香川を書いてます!愛媛が一番良かったな〜