こんにちは、アルパカです。
日本株式市場が始まりました。大発会の本日は大幅高となる+741.39円の23,506円33銭で取引を終えました。前場で+561円となり、午後は少しダレるかなぁと思っていましたが、後場に入っても勢いは緩まず、上げ幅を広げました。2018年も堅調な相場となる合図となるのでしょうか。
そんな中、初日からごく少額ながら取引を行いました。
「東京電力ホールディングス(9501)」です。
震災直後、毎月宮城県にボランティア活動に出向いていた自分がまさかこの銘柄を買うことになるとは思ってもいませんでしたが、まずは手始めに200株を新規購入しました。約9万円です。
東京電力は数年後を見据えて仕込み時!?
理論株価に比べ圧倒的に割安
(出典)ザイ・オンライン
先月12月に発表されたザイ・オンラインによる日経平均採用銘柄において、「今期増収増益見込」かつ「理論株価比で割安」であるランキングのトップとなりました。
今期は7%の増収、116%最終増益見込です。116%て・・・すごい。
2018年1月4日時点のPERは2.52と圧倒的に割安です。
<2018/05/02追記>
2017年度の決算が発表されました。
- 9.2%の増収
- 139.5%の増益
と予想を上回る実績となりました。
◆10年チャート
(出典)SBI証券より
東電HDの10年チャートです。ご存知の通り、東日本大震災をきっかけに真っ逆さまに下落しました。震災前2,000円を超えていた株価は128円まで急降下。「老後は東電株で配当金生活」を描いていた方々も少なくなかったようです。誰がこんな状況を予測できたでしょうか。電力会社の史上最大の事故と言っても過言ではない出来事です。
しかし、その後は確実に業績を回復させ、直近一年では420円〜470円で推移しています。
原発リスクによって株価は大きく下がることは立証されましたが、国の強力なバックアップがある電力会社が潰れることはないことも同時に証明されました。
◆自己資本比率
(出典)東京電力ホールディングスHP
自己資本比率も事故直後は3.5%でしたが、2015年:16.1%、2016年:19.1%、2017年:21.1%と驚異的な回復を成し遂げています。今後も緩やかに上昇していくことが予想されます。
多額なコストがかかる反面、配当金の復配など明るい材料も
廃炉や賠償の費用として22兆円ともなる巨額のコストがかかってくる反面、経営改革や電力自由化、再稼働、時期は未定であるものの配当金の復配も視野に入れていることなど明るい材料もあります。これは東電が明言している内容です。
配当金の復配がアナウンスされれば、1,000円以上に戻ることは確実でしょう。
長期的に見れば、株価は上がると判断し購入しました。数年後に期待してホールド予定です。
ちなみに私は原発に対して賛成しているわけではございませんのでご容赦くださいませ。
感情と投資先は切り分けるようにしています。
タバコは得意ではありませんが、アルトリアグループ【MO】やフィリップ・モリス【PM】は大好きです。
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