【つみたてNISAと一般NISAはどっちがいい?】我が家が夫→一般NISA、妻→つみたてNISAで使い分ける理由!

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投資方針

 

2018年1月からいよいよ つみたてNISA が始まりますね。

SBI証券では12月17日から、楽天証券では12月26日から積立設定受付が開始されました。

 

一般NISAのままでいくか?それともつみたてNISAに切り替えるべきか?悩んでいる方も多いと思います。夫婦であれば活用方法の選択肢は増えます。

 

今回は我が家(夫婦)の一般NISA・つみたてNISAの使い方について紹介したいと思います。

 

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つみたてNISAと一般NISAの違い

まずはじめにつみたてNISAと一般NISAの制度の特徴の違いです。

つみたてNISA 一般NISA 通常投資
非課税枠(年間) 40万円 120万円 制限なし
最大非課税投資額 最大800万円 最大600万円 制限なし
制度の終了期間 2038年 2023年 制限なし
非課税期間 20年間 5年間

※ロールオーバーで最長10年

対象外
対象商品 投資信託・国内ETF
※金融庁が定めた商品のみ
株・投資信託・
ETF・REIT
全て

 

つみたてNISAのメリット・デメリット

メリット①
非課税期間が最長20年と長期投資に向いている

メリット②
金融庁が厳しく定めた基準(高リスク、高コストは対象外)に合致した投資信託なり国内ETFのみが投資対象のため、初心者でも商品選びにおいて選びやすく、大失敗はしにくい

 

デメリット①
年間非課税枠が40万円と一般NISAと比較すると小さい

デメリット②
対象商品が投資信託・国内ETFのみに限定されている(株式は不可)

 

一般NISAのメリット・デメリット

メリット①
年間非課税枠が120万円と大きい

メリット②
投資信託、国内ETFのみならず、国内外の株式への投資にも適用される

デメリット①
非課税期間が5年とつみたてNISAと比較すると短い

 

悩ましいのは、1人につきどちらかしか選べないこと

つみたてNISAか一般NISAか、1人につきどちらかしか選択することはできません。

※ただし、一年単位で一般NISA←→つみたてNISAの切り替えは可能

 

単身の場合はどちらかにするしかないですが、家計を一にする夫婦の場合、2つの証券口座を開設できますので、つみたてNISA・一般NISAの活用の幅も広がります。

  • 一般NISA×一般NISA(非課税枠240万円)
  • 一般NISA×つみたてNISA(非課税枠160万円)
  • つみたてNISA×つみたてNISA(非課税枠80万円)

組み合わせとしてはこの3つです。

 

我が家の奥さんは投資にまったく(もう本当にまったく!)関心はありませんが、子どもの教育費がなんちゃらかんちゃらとやった方がいい理由を伝えると口座開設は快諾してくれました。
もちろん運用は私です。

ここは夫婦である武器を活かして、制度のメリットを最大限享受するしかないでしょう。

 

結論、我が家では、

夫→一般NISA
妻→つみたてNISA

としました。

 

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夫→一般NISA、妻→つみたてNISAにした理由

制度活用の目的

一般NISAにおいても、つみたてNISAにおいても「何のための投資か、資産運用か」を明確にしておく必要があります。

  • 数年度に控えた住宅ローンの頭金のためか
  • 十数年後に控えた子どもの学費か
  • 自分たちの老後資金か

などなど、その目的によって、とるべき運用方法が変わってきます。

 

ちなみに我が家では、

一般NISA → 老後資金に向けた配当金の最大化

●つみたてNISA → 子どもの学費

と設定しました。

 

この目的において、「夫→一般NISA、妻→つみたてNISA」と決めた理由は3点です。

 

理由①米国個別株を買い続けたいから

一般NISAで米国株を購入します。

配当金を最大化するために、米国株は引き続き購入し続けていきたいのです。まだまだ配当金は微々たるものですが、まとまったお金になったらすべて再投資します。そしてそれがまた配当金を産んでくれます。お金がお金を産むマネーマシーンを早く作り上げたいのです。

また、一般NISA枠は基本的に米国株に充てる予定ですが、市場次第では国内株を購入することも可能性としてはあります。

つみたてNISAでは残念ながら個別株を購入することができません。

 

理由②資金は多くないが、非課税枠をなるべく使い切りたいから

我が家では毎年投資に振り向ける予算として、140〜200万円を想定しています。

「つみたてNISA×つみたてNISA」の80万円では物足りないけど、「一般NISA×一般NISA」の240万円もの資金を投下できそうにありません。

それに対し、「一般NISA×つみたてNISA」の年間非課税枠は160万円となります。我が家の想定予算としてもぴったりです。せっかくある非課税枠は使い倒したいですね。

 

配当も売却益も約20%の非課税は非常に大きいです。それも長期になればなるほどインパクトが大きくなっていきます。

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できるだけ非課税枠は予算と照らし合わせて有効にめいっぱい使いたいところです。

 

理由③できればほったらかし、妻は投資に興味ナシ

時間が有限ですので、投資にかけられる時間も限られています。投資について悶々と考えている時間もそれはそれで楽しいのですが、本業や家計の時間を削ることができないので効率性も求めていきたいです。

今回、妻名義でつみたてNISAを開設しましたが、基本ほったらかしにする予定です。つみたてNISAは最初の設定さえ完了すれば完全放置できる点がいいですね。

 

つみたてNISAでは3つの商品に積立設定しましたが、どんなパフォーマンスの違いが表れるか楽しみです。

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ということで、

一般NISA →  インカムゲインのための米国個別株 or キャピタルゲインのための国内外株式
つみたてNISA →  優良投資信託ののんびり長期投資

によって、非課税という制度のメリットを最大限享受しようと思います。

 

結局は各家庭の状況による?

一般NISAもつみたてNISAもメリットデメリットはあります。年齢も大きなファクターになると思いますので、結局は家族構成や資産状況、目的に応じた使い方をするのが一番だと思います。

我が家の活用方法が何か参考になれば嬉しいです(^^)

 

 

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