【つみたてNISAオススメファンド】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の総資産総額が1,000億円を突破!

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資産運用

こんにちは、アルパカ(@alpaca_assets)です。

 

2018年7月3日に発売された「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の総資産総額がついに1,000億円を突破しました。

 

アルパカはつみたてNISAでこのファンドに毎月積み立てています。

eMAXIS Slimシリーズは低コストで大人気ですね。S&P500に連動したファンドなので、多くの投資家が愛用しているわけです。

 

 

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eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)の概要

ファンド名 eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)
運用会社 三菱UFJ国際投信
対象指数 S&P500(税引き前配当金込/円換算ベース)
購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬 0.0968%以内(税込)
設定日 2018年7月3日
決算日 毎年4月25日

信託報酬率

流石のeMAXIS Slim シリーズ!0.0968%(税込)の低コストは嬉しいですね!

eMAXIS Slimシリーズは同じ対象指数に連動する商品であれば、他社の動きを見て、迅速に手数料を値下げすることを明言しているほど徹底的に低コストを追求するのが最大の魅力です。

 

実際、このeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)も発売後2回の信託報酬引き下げを行っています。

引き下げ日 信託報酬率(税込) 背景
2018/7/3 0.1728% ※発売
2019/6/14 0.1620% 楽天VTIに対抗
2019/11/12 0.0968% SBIバンガードS&P500に対抗

特に2019年11月引き下げがインパクト大きかったですね。

ちなみにこの11月は他商品の引き下げも行ってます。

 

信託報酬率の引き下げ努力をしてくれるのは好感がもてますね。

 

投資対象は名前の通り、S&P500

対象指数はS&P500です。

 

S&P500とは・・・

米国株式市場の動向を示す株価指数のひとつ。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス・エル・エル・シーによって算出される、時価総額をベースにした指数です。工業株400種、運輸株20種、公共株40種、金融株40種の各指数で構成されていて、採用銘柄は約40業種に及んでいます。ニューヨーク市場の時価総額の約75%をカバーしていて、市場全体の動きを表す指標として機関投資家などに広く利用されています。(初めてでもわかりやすい用語集より)

米国株式を代表する指数です。

あのウォーレン・バフェットも妻への遺言として、「資金の90%をS&P500に投資せよ」との言葉を残しています。この事実からも安全かつ最も合理的な投資対象と言えます。

 

 

ファンドの仕組み

ファミリーファンド方式となっており、マザーファンドへの投資を通じて、米国株式に投資します。

 

投資銘柄

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は米国のみ投資、セクター割合と銘柄は下記の通り。

※月次レポート(2020/4)

見事にGAFAMが上位を占めてます。アメリカを代表する企業に一度に投資できるわけですね。

5月頭、GAFAM5社の時価総額が東証一部2170社のそれを上回ったばかりです。まだこの傾向は続くでしょう。

 

発売1年10ヶ月の動向は?

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は発売から1年10ヶ月が経過しました。

 

2018年末の暴落とコロナショックを経てますが、設定来+11.91%で推移してます。

純資産総額も順調に伸びていき、5月28日見事1,000億円を突破しました。

ちなみにeMAXIS Slimシリーズで純資産総額が1,000億円を突破したのは米国株式(S&P500)が初めてです。

 

競合は「楽天VTI」と「SBI・バンガード・S&P500」

競合は間違いなく、

  • 楽天全米株式インデックス(楽天VTI)
  • SBI・バンガード・S&P500

と言えます。

以前はiFree S&P500もここに食い込んでましたが、信託報酬率も0.2475%(税込)と高く、魅力が劣っています。

2〜3年前までは、S&P500を買うには、SPY、IVV、VOOなどのETFを買うしかありませんでした。そこに2017年8月にiFree S&P500が発売され、投信でも米国株式への投資を可能にしてくれました。かなり敷居が下がったのではないでしょうか。実際、積立設定している人も多かったです。

そしてその1ヶ月後、楽天VTIがさらなる低コスト(0.1696%)で登場し、状況が変わりました。楽天VTIがかなり多額の資金流入を稼ぐことになったのです。

追い打ちをかけるようにこのeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の発売です。

そして、さらに2019年9月にSBI・バンガード・S&P500がさらなる低コストで新規設定され、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)も追随して、信託報酬率引き下げを行うことになったのです。

 

2020年5月現在の競合との比較です。

ファンド略称 投資先 運用先 信託報酬(税込) 総資産総額
楽天VTI 米国株全域
約4000銘柄
ETF 0.162% 約1000億円
SBI・バンガード・S&P500 S&P500 ETF 0.0938% 約357億円
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) S&P500 現物 0.0968% 約1,000億円

楽天VTIも5月27日に総資産総額1,000億円突破したばかりです。
ただ新規設定日が2017年9月なので、それを踏まえると2018年7月に設定されたeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の方が積み上げペースは早いですね。
また、楽天VTIは米国企業約4000社を投資対象としているため、S&P500よりも投資対象の範囲が広いのが特徴です。信託報酬はこの中では高いですね。

その中で、SBI・バンガード・S&P500が猛追しているわけです。新規設定8ヶ月ですでに357億円もの総資産総額になっています。信託報酬率もわずかながら安いですね。ただ欠点はSBI証券でしか積立ができないことです。

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これからもeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)積立継続!

アルパカはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を積み立ててますが、これからも継続します。

今回ご紹介した3本のファンドはどれも素晴らしい商品です。

小型株含む米国全体に投資したい場合は楽天VTI、
純粋にS&P500に投資したい場合で総資産総額(人気ファンド)重視の場合はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、
SBI証券を持っていてS&P500に投資したい場合はSBI・バンガード・S&P500にするのが良いと思います。

 

米国市場は基本的に右肩上がりなので、パフォーマンスが楽しみです。

 

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