こんにちは、アルパカです。
NTTドコモ(9437)を新規購入しました。
日本株の新規購入は1年以上ぶりです。自分としても珍しいなと思います。
<関連記事>2018年の株式の売買履歴はこちらにまとめてますので合わせてどうぞ。
NTTドコモの銘柄情報
ドコモのことを知らない方はいないでしょう。国内シェア4割を誇る、国内最大の通信会社です。
基本指標
2019/4/11終値時点 | |
銘柄コード | 9437 |
株価 | 2,295.5 |
PER | 11.39 |
EPS | 201.5 |
配当利回り | 4.79% |
PERは11.39で割安と言える水準です。ここ半年の株価下落につき、配当利回りも4.79%と魅力的な水準となっています。
2,300円を割ったら購入しようかなと考えてましたが、2,305円で手を打っちゃいましたw
ということで早速、含み損突入ですw
チャート
◆10年チャート
アベノミクスでぐんぐん株価が上がりましたが、2018年に入ってからは下落気味です。
◆1年チャート
特に2018年11月からの下落が激しいですね。これは、携帯料金値下げの影響を懸念され、投げ売りがされたためです。その後、一旦持ち直し傾向にありましたが、今年3月に入ってから下がり続けています。
業績
売上高
2015年度は昨対割れしていますが、その後は右肩上がり。
さすがはNTTドコモ。業績が非常に安定しています。
営業利益
営業利益も順調に上昇しています。大台の1兆円まであと一歩です。
5年連続増配へ。自社株買いも実施し、株主還元に積極的
配当状況
NTTドコモは現在4年連続増配中。2018年度も年間110円の配当金を出してくれるのがほぼ確実でしょう。そうなれば、5年連続増配です。2018年の中間配当金は55円でした。
増配年数としては、全然長くはないです、むしろ短い方です。
米国株には25年連続増配の銘柄がゴロゴロありますから。
日本では花王の29年連続増配がトップ。
しかし、NTTドコモが凄いのは一度も減配がないこと。
1998年度から21年にわたって配当金を出し続けてくれてますがその間、一度も減配がありません。一度も、です。凄くないですか。21年のうち6年が前年イーブンの配当金となっています。それ以外は増配。何度も言いますが、減配は一度もありません。
これは配当金重視の私にとっては非常に大事な材料です。
ドコモが明日なくなる世界は考えにくいです。当面は国内最大の通信会社として君臨する可能性が高いです。市場シェアのダウンはあるものの、業績は非常に安定しています。
そして、2019年度も増配を期待。個人的には120円いってくれそうな気がしています。
追記
2019年度は10円増配の年間120円の配当金となりました!
配当性向
配当性向は58%。過去の実績を見ると50%前後になっているのでやや高め。
ただ、やはり業績が安定しているので、よほどのことがない限り、配当は出し続けてくれるでしょう。それも減配なく。
自己資本比率も70%程度あるので財務状態も安心です。
自社株式取得
配当金に加え、自社株式取得でも株主還元をしてくれています。
- 2017年:2,999億円
- 2016年:4,570億円
- 2014年:4,730億円
自社株式取得に積極的な企業は非常に好感がもてますね。1株あたりの価値が上昇することにつながります。
<関連記事>世界の金融マーケットの中心、米国市場には自社株買いに積極的な企業が非常に多いです。ゆえに効率的な企業経営ができているのでしょう。
2020年は5Gの開始!
2020年から次世代通信規格「5G」が開始されますね。なんでも通信速度は4Gの100倍とのこと。
2時間の映画を3秒でダウンロードできちゃうらしいです。早すぎ。
5Gの通信サービスには総務省が割り当てる電波が必要になりますが、ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天の4社に割り当てることが10日発表されたばかりです。
ドコモも設備投資を急いでいます。
4Gまでは「人口」によって、カバー率を条件設定していましたが、人口の少ない地域にも早期にサービス提供できるよにと、「区画」によって条件設定しています。全国を10キロメートル四方の4500区画に分けるとのこと。
その中で、ドコモは4社の中で最大の設備投資額とカバー率を目指します。
今後に期待ですね。
5Gのある世界にもドコモの事業展開にもワクワクしてきます。
業績安定株として保有
さすがはNTTドコモ。派手さはないですが、安定感は抜群です。
5Gも始まるので今後の事業展開も楽しみです。当面はドコモがキープレイヤーになるでしょう。
そして、配当利回りも5%弱と高水準。
目安としていた2,300円付近まできましたので拾ってみました。なんとなく底打ってそうなのかなという気がしていますが、誰にもわかりません。上がってくれればとても嬉しい。上がらなければ配当金を享受するまでです。
決算は4/26。どうなることやら。
<関連記事>ドコモは金融事業にも積極的!dカードは非常に使い勝手が良いクレジットカード