こんにちは、アルパカ(@alpaca_assets)です。
金融庁の肝入りで2018年1月から始まったつみたてNISA。
我が家では、初月から積立をしています。
本記事では、つみたてNISAを2年半続けたパフォーマンスをまとめています。
つみたてNISAをやられている方、始めようと検討されてる方、ファンド選びに悩まれている方の参考になれば嬉しいです。
アルパカのつみたてNISAでの積立ファンド3本
つみたてNISAで積立しているファンドは2年半の間に入れ替えをしたり、金額を変更したりしています。その経緯をまとめておきます。
2018年1月〜
①iFree S&P500インデックス:5,000円
②楽天・全米株式インデックス・ファンド:5,000円
③ひふみプラス:6,000円
当時は商品ラインナップも今とは違ってましたので、上記3つを積み立てていました。
また、当時はつみたてNISA自体に対する様子見部分があったのと、軍資金がそこまで多くなかったため、計16,000円/月を積み立てていました。
2018年8月〜
①eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):8,000円
②楽天・全米株式インデックス・ファンド:8,000円
③ひふみプラス:6,000円
※赤字が変更点
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が発売されて以降は、信託報酬が高かった「iFree S&P500インデックス」の積立をストップし、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の積立を開始しています。また、同時に①②を6,000円→8,000円の積立としています。
<関連記事>変更した時の経緯をこちらにまとめています
2019年5月〜
①eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):8,000円
②楽天・全米株式インデックス・ファンド:8,000円
③ひふみプラス:5,000円
③ひふみプラスの積立を6,000円→5,000円へと減らしました。
2020年2月〜
①eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):10,000円
②楽天・全米株式インデックス・ファンド:10,000円
③ひふみプラス:5,000円
①②の積立を2,000円増やし、それぞれ10,000円としています。
現在もこのファンド・額で積立を継続しています。
<現在の積立方針>
- 積立タイミング:毎月10日
- 積立額:上記の通り、3ファンドに計25,000円
- スポット購入:大きく下げた時には時折やるが、基本的にはしない
2年半積み立てた結果
では、いってみましょう!
結果は、こちら!!!
■つみたてNISAにおける(2018年1月〜)損益率
商品 | 損益率 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | +4.78% |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | +5.20% |
ひふみプラス | +7.51% |
どうでしょう?2年半ともなると、もっと高いパフォーマンスを求めたくなってしまう、そんな実績じゃないでしょうか。少なくとも私はそうですw
一時期は10%超えのパフォーマンスを叩き出していたのですけどね。
2018年末から開始した方はもっと良いパフォーマンスになっていると思います。
ただ、大事なのは2018年12月に見舞われた世界同時株安、2020年3月のコロナショックを経ても、まだプラスで推移しているということ。長期でコツコツの重要性がわかる結果じゃないでしょうか。
あと、意外や意外、ひふみプラスが一番パフォーマンスがよろしい。
一時期、ひふみ投信を運用するレオス・キャピタルワークスの藤野社長がカンブリア宮殿に出演したこともあってかなり人気商品でしたが、最近は陰りも色濃くなってきてますね。
ちなみにマネーフォワードによる推移がこちら。
2018年12月の世界同時株安時には保有数がそこまで多くなかったので、ダメージも小さかったですが、コロナではがっつり減ってますねw
年間ごとの損益率
参考までに3ファンドの年別損益率も残しておきますね。
■2018年
商品 | 損益率 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | -10.71% |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | -9.60% |
ひふみプラス | -17.56% |
■2019年
商品 | 損益率 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | +17.27% |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | +19.20% |
ひふみプラス | +16.55% |
■2020年(1-6月)
商品 | 損益率 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | +8.3% |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | +8.0% |
ひふみプラス | +6.2% |
3ファンドの値動き
■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
■楽天・全米株式インデックス・ファンド
■ひふみプラス
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
楽天・全米株式インデックス・ファンド
この2ファンドは迷わず積立継続するのですが、ひふみプラスについてはちょっとどうするか検討しています。
<関連記事>eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は人気のeMAXIS Slimシリーズで初めて純資産総額が1,000億円を突破した超オススメファンドです!
長期・積立・分散のつみたてNISAを始めよう!
給料も上がりにくく、年金も不透明、税金や社会保険、医療費の負担も大きくなることが予想される将来に向けて、個人で対策を講じていく重要性がさらに増しています。
つみたてNISAはスモールスタートができる最良の手段だと考えてます。
月々5,000円でもいいのでコツコツと資産を積み上げていくことが将来の備えや豊かな生活につながります。20代前半など若い方であれば最大の資産である時間を味方につけることができます。
本記事では2年半経過時のパフォーマンスを公開しましたが、報われるのは15年、20年後だと考えています。その時にコツコツ積み立ててきた大きな果実を得ることができます。
25,000円を利回り5%で20年積み立て続ければ、元本600万円が1,027万円にもなります。
そして、なによりいいのがほったらかしでいいこと。
最初の設定さえしてしまえば、あとはまったく手間いらず。
個別株・ETFよりも基準価格の値動きも気になりません。私個人は証券口座をマネーフォワードと紐付けているので、月2〜3度ほど値動きのチェックをするくらいです。
ほったらかしつつ、「長期・積立・分散」の投資ができるつみたてNISAは楽ちんでとても個人の性に合っています。
つみたてNISAを始める3ステップ
①つみたてNISAを運用する証券会社を決める
個人的にはSBI証券がオススメです
②運用する商品を決める
低コストで評判のeMAXISシリーズは万人にオススメできる優良ファンドです
↑オールカントリーは用途の兼ね合いで通常の投資信託で積み立てています。
③証券会社にログインし、商品を注文する
注文が完了したら、あとは放置していればOK!
買い付けが自動で行われていくのでほったらかしにするだけです。
つみたてNISAは気付いたもの勝ち、始めたもの勝ちです。
私も最初は無理のない範囲で始めました。月々の収支と照らし合わせながら始めるのがいいと思います。はじめてみると意外とあっけなかったりします。
最初の一歩はパワーがかかりますが、その後は自然と動いていくものです。
<関連記事>我が家は夫婦でNISAとつみたてNISAを使い分けています!
<関連記事>つみたてNISA1年3ヶ月経過時のパフォーマンスはこちら!